北海道サイコロの旅~第1夜~

旅に出ようや
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こんにちは、らふぃです。

今回は私が企画して行っている「水曜どうでしょう」パロディ企画、「御用はなんでしょう」で行ってきた企画をご紹介したいと思います。

過去のお話にはなりますが、お付き合いいただければ嬉しいです(≧∇≦)

時は2012年。九州旅行から3年が経過し、いよいよ大学卒業が間近に迫った3月上旬。
学生のうちにしかなかなかできない企画を考えた私は、ある企画に思い当たりました。

学生の特権といえば、そう”長期休暇”。
つまり世間様が働いている期間に行き当りばったりの企画ができるということです。

行き当りばったりの極みともいえる企画といえば…そう、アレしかありません。

それでは参りましょう。「北海道サイコロの旅」スタートです!

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メンバー紹介

参加したメンバーをご紹介します。
今回はDくん、Mくんが不参加ですが彼らもついでに笑

  • らふぃ:企画・・撮影・編集を一手に引き受ける。甘いものが得意な魔神枠。
  • Oくん:大概の企画で私に騙される可哀想な人。甘いものが苦手なミスター枠。
  • Kくん:賑やかし担当。達者で言葉巧みにOくんを調子に乗せてくれる私の参謀。
  • Fくん:天然キャラ。Mくんと合わさると必ず晴れを呼び寄せる、別名「太陽の子」。
  • Dくん:お調子者キャラ。新幹線を乗り間違えるなど色々やらかす、ミスター残念。
  • Mくん:喋ると次々名言を生み出す名言メーカー。筋トレにハマるが腕相撲は弱い。
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作戦会議

出発は2012年3月12日。
しかし遡ることその3日前、3月9日に秘密の作戦会議が開かれました。

目的はそう、水曜どうでしょう名物の”拉致”計画を練ることにありました。

この日、本当に残念なことに会議に参加できなかったOくんに犠牲になってもらいます。
最初からOくんを騙そうと思って呼ばなかったとかではないですよ。本当です。

Oくんには「北海道内でサイコロの旅をしよう」ということだけ伝えています。

そのうえで、Oくんが一番嫌がる方法を考えた結果、1回目の選択肢を全てどこかの地域の端っこ、岬のような場所にしようということに。

ただしこの作戦、ひとつだけ欠点が。
それは我々も一緒に地獄を味わうことになるということ。

しかし、笑いのためには時に耐えなければならないこともあります。
Oくんの驚く顔が見たい!その一心で我々3人は覚悟を決めたのでした。

作戦としてはこうです。

まずスタート地点の札幌に向かう車中で「選択肢どうする?」と、さもまだ決まっていないかのようにOくんに話を振ります。

すると、Oくんはきっと夢に満ち溢れた選択肢を考えてくれるはずです。

Oくんの希望をフリップに書くフリをして、スタート地点についたら予め用意していたフリップに差し替え。

きっとOくんは慌てふためくに違いありません(*^_^*)

心の整理ができないであろうOくんにサイコロを渡して、目的地を決めてもらいましょう。

完璧です。あとは我々がOくんに悟られないように上手く演技するのみ。

Oくんの驚く顔を想像してニヤけながら、この日は解散となりました。

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旅立ち

2012年3月12日。ついに出発の日となりました。

日程は3泊4日。果たしてこの先に何が待ち受けているのか。
知っているのはサイコロの神のみです。

レンタカーも借りて準備万端。
まずはスタート地点である札幌に向けて出発しました。

右端がOくん。一片の曇りもない笑顔でこの日を迎えました。

作戦開始

車に乗ったらさっそく作戦開始です。

Oくんの気持ちを持ち上げつつ、夢に満ち溢れた選択肢を引き出しましょう。

Kくん「最初の選択肢は行きの車内で考えるの?」
らふぃ「そうね。それが良いんじゃないかな。それぞれ行きたい場所を挙げるとか」
Oくん「そうだね。何箇所か行きたい場所はあるし」

お?案外ちょろ…簡単に乗ってきてくれました。簡単に騙せそう笑

しかも自らこんなことを言ってくれるサービスっぷり。

こう言われて応えなかったら男が廃るというものです。やってやりましょう。

聞いてみると、彼は主に行ったことがないところをご所望の様子。
奥尻島とか登別温泉とかに行きたいと楽しそうに話してくれます。行きませんが笑

「最初は近場からかなぁ」とか「まずはジャブ程度」というフリも入れていきますが、疑ってはいない様子。「まずは近場で行きたいところ」というウソを完全に信じ切っています。

話し合いの結果、決まった(ウソの)選択肢は次の通り。

第一の選択肢(ウソ)

① 登別
② 奥尻島
③ 天人峡温泉
④ 洞爺湖
⑤ 阿寒湖
豊富温泉

楽しそうな選択肢ばかりですね!どこも行きませんが。

そんなこんなで遂に札幌に到着。スタート地点がある平岸へ向かいます。

ラーメンで昼食

到着したのはお昼時。
ということで、これからの地獄に備えてラーメンで昼食です。

目指したのは平岸にある「麺肴よしず」さん。
雑誌で1日10食限定の魚薫醤油らーめんがオススメされていました。とても美味しそう。

期待を胸に向かいます。

が…

はい定休日でした。ガッカリです。
雑誌に載っていた情報が古くなっていたようですね。定休日が変わっていました。

いきなり今回の旅に不安が押し寄せる出来事です笑
他の候補を探そうかとも思いましたが、お腹が空いていてそれどころではありません。

すると、ふと向かいにもう一軒ラーメン屋さんがあることに気づきました。

行き当りばったりの旅に相応しい出会いです。
ということで、お昼は「ラーメン彪(ひょう)」さんにお世話になることに。

ラーメンはシンプルで美味しかったです。特にクセもない感じでした。

残念ながら、現在は「麺肴よしず」さんも「ラーメン彪」さんも閉店したようです。
思い出の場所が無くなるのはいつでも残念です(T_T)

腹ごしらえを終えて、いよいよ今回の旅のスタート地点。
南平岸にある水曜どうでしょうの聖地へと向かいます。

聖地でOP撮影、そして…

ラーメン彪さんを出発して、南平岸駅を横目に東へ進むと…

見えました!onちゃん6ちゃんHTBです!
水曜どうでしょうを制作したテレビ局ですね。

そしてHTB本社のすぐ隣りにあるのが、水曜どうでしょうの前枠・後枠で幾度となく登場した聖地・平岸高台公園です!

水曜どうでしょうのパロディ企画として、これ以上のスタート地点はないでしょう。

ついでにオープニングの撮影なんかもやっちゃいました笑

思えばこのあたりからOPや前枠・後枠も入れ始めました。
いかに水曜どうでしょうぽさを出すか、苦労していた覚えがあります。

台本もなく、技術もないのでまだまだ荒削りですね^^;

さて、目一杯聖地で遊んだ我々は、遂に騙しの最終仕上げ、フリップ発表を迎えます。
果たして、Oくんはどんなリアクションを見せてくれるのでしょうか笑

Oくん、騙される

フリップに書くフリをしている間、Oくんが画を繋いでくれます。

聖地に来られてご満悦で語ってくれています。
この笑顔を見ていると騙すのがとても心苦しいです。

しかし、ここは心を鬼にして、いよいよ選択肢の発表です。

我々が作戦会議で決めた選択肢は以下の6つ。素晴らしい選択肢ばかりですよ(*^_^*)

第1の選択肢

① 北海道最南端 白神岬
② 日本夜明けの地 納沙布岬
③ 待ってろ進一! 襟裳岬
④ 煌めく積丹ブルー 神威岬
⑤ 車中はへべれけ 雄冬岬
⑥ もう限界です… 宗谷岬

期待に膨らんでいたOくんの笑顔は一気に失われ、狼狽します。
そして騙されたことを悟ったOくんが言い放ちました。

喜んでくれたようで、こちらとしては嬉しさもひとしおです(*^_^*)

彼があまりにも狼狽えているので、落ち着かせなければと思い、私らふぃからもひと言。

その選択肢は何日か前に決まっていたから、もうどこになっても大丈夫だよ(*^_^*)
これで少しはサイコロを振ることへの怖さが薄れてくれるかな?笑

運命のサイコロ(1回目)

Oくんへの騙しが見事に決まりましたが、我々には時間がありません。
気持ちの整理が出来ていないOくんにサイコロを渡します。

最悪の選択肢は②納沙布岬でしょうか。根室の端ですね。
せっかく西に向かって札幌まで来たのに、いきなり逆戻りさせられた挙げ句、出発地点を通り越して根室…無駄足以外のなにものでもありません😨

Oくんが何が出るかなのリズムに合わせて元気よくサイコロを放り投げます。

さっき騙されていたことに気づいた人とは思えないテンション。これがOくんの良いトコロです。

運命のサイコロが示したのは…

”⑤車中はへべれけ 雄冬岬”

これは増毛町の近くにある岬ですね。
断崖絶壁の中に位置しているため、道路が未整備だった頃は「陸の孤島」とか「北海道三大秘岬」とも言われていたようです。

“車中はへべれけ”は、近くの増毛町に日本最北端の酒造・國稀酒造さんがあるから。
書いたは良いものの、営業時間的に行くことはできなさそうですが。残念(T_T)

なんとか、距離的に一番マシな選択肢を引き当てたOくん。良かったね笑

いよいよ”北海道サイコロの旅”がスタートします。
果たしてこのあと我々はどこに連れて行かれることになるのでしょうか。

次回もお楽しみに(*^_^*)

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