ついに江原から御子柴殺害の自白を引き出した八神。
あり得ないと思われた控訴への同意も取り付け、あとは決定的な証拠を掴むだけ。
するとここで、さおりさんがある違和感に気が付きます。
御子柴の事件では息子がイジメに遭っていた江原に復讐を持ちかけました。
だとすると、川井の事件も…❓

思い出してください。
川井にイジメられていた充くんの親については、以前名前が出てきましたよね…❗

名前は確か”楠本玲子”。厚生労働省の事務次官です。
厚生労働省…前作では真っ黒だったけど今回も関わることになりそうだなぁ…笑
もしかしたら、楠本玲子は桑名の復讐への誘いに乗って罪を犯し、それを隠すために桑名の口封じを図ってRKを送り込んだのかも…
さおりさんの考えは一理あります。
力のある黒幕がいるとして、楠本玲子はそれに当てはまりそうです。
早速、九十九に楠本玲子のことを調べてもらうため、九十九課へと向かいます。
九十九課で九十九・杉浦と楠本玲子のことを調べ始めたところ、緊急速報が入ります。
その内容は…

なんと、澤先生の殺害容疑で桑名が指名手配されたというものでした❗
事件当日の防犯カメラに桑名の姿があったのが指名手配の理由だとか。
だとすると、おかしなことがあります。
その時間帯の防犯カメラをチェックしたなら、RKの姿も、さらに言えば八神の姿も映っているはず。
なのになぜ警察は桑名だけを指名手配にしたのでしょう…❓
考えても埒が明かないとばかり、八神は警察関係者に直接聞くことにします。
警察関係者…そう、ナベさんしかいませんね笑
電話をかけるとナベさんは苛立っている様子。
桑名だけが指名手配された理由を尋ねても”捜査本部がそう言ってんだ”の一点張り。
そのまま電話を切られてしまいました。
しかし、そこは頼りになる九十九。
周辺の音を拾って、ナベさんが中華街にいることを突き止めてくれました❗
ナベさんのこと、急いでいかないと移動してしまうかも。
ということで、中華街にしれっと向かって、ナベさんを掴まえました。
向こうも八神が偶然来た訳ではないのはすぐにわかった様子。
部下を帰して、1対1で話をしてくれることになりました。
話を聞くと、どうやらRKを捉えた防犯映像は残っていなかったようです。

いや、正確には残っていなかったのではなく、押収後に警察内部の誰かが消したらしい。
そして八神が映っていた部分も消え、残っていたのは桑名が出ていくところのみ…

きっとそういうことなんでしょうね…
そしてナベさんは最悪の場合、桑名は”事故”に遭うと考えているようです。

”事故”…つまり、取り押さえたら死んじゃいました、とかが起こるということ。
どうやら警察の上の誰かは桑名に消えて欲しいと思っている様子。
桑名が消されると分かっていても自分たちには何もできない…
そう考えているナベさんはこの事件を諦めて、他の事件を追うつもりらしい。
「もっとわかりやすい悪党を捕まえてまっとうな刑事でいたい」と。
しかしそれは臭いものに蓋をする行為に他なりません。
「そんなんで身内以外の悪党にだけ正義ヅラで説教垂れんのか❗」と激昂する八神。
ナベさんは「お前のためにも言ってるんだ」と言い返してきますが、そんな言葉に従う八神ではありません😄
口ぶりからどうやらナベさんは警察内部にいるその”誰か”に当たりがついている様子。
ここは力づくでもその”誰か”を教えてもらうしかありません…❗

叩き伏せられたナベさんはポツポツと語りだしてくれます。
澤先生の件を調べ始めてすぐに、県警の上から犯人の情報が与えられました。
その情報を提供してきたのは…

出ました公安❗
大体裏で操ってるのは公安ですよね(偏見)。
どうやらお目当てはRKの犯罪ネットワークを掌握しておくこと。
神室町では東城会が崩壊して以降、犯罪者たちがどんどん地下深くに潜っています。
公安としてはRKを泳がせておいてその動向を把握しておきたいということらしい。
澤先生の事件でRKが瓦解するようなことは公安にとっては都合が悪いのです。
そのために桑名に罪を被せ、あとは口を封じればOK…そんなところか。
公安によると澤先生を殺したのがRKというのが「ない」ことだけは確からしい。
しかし証拠はなし…そんなバカな話があるかよ👹
しかも相馬に至っては犯罪歴はおろか、戸籍も写真も見つからないそう。
つまり、データ上相馬という人間は存在すらしないということです。
そこまで話すと、ナベさんに電話がかかってきます。
内容は”桑名が異人町のコリアンタウンにいる”。
そして今、警察が取り押さえに向かっていることを教えてくれます。
このまま放置すれば桑名は”事故”に遭ってしまう…ナベさんも思うところがあるのでしょう。
その期待には応えなければなりませんね❗
警察よりも早く桑名を見つけるべく、八神は急いでコリアンタウンへと向かうのでした。
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