RKとの問題はリーダーである相馬の介入で一旦収まりました。
八神はようやく痴漢事件の詳細を聞き取りに、被害者宅へと向かいます。
被害者である間宮由衣はやはり被疑者の弁護士である八神たちを警戒してきます。
八神の交渉術でなんとか屋内へ。
見るからにお金を持っていそうなご家庭です💰
早速、痴漢事件の詳細を聞きますが、あまり大した情報はありません。
最後の賭けで、痴漢事件と矛盾する江原の殺人動画も見せますが、特に反応なし…
仕方がなく、撤退することになりました。
せっかくのチャンスだったのに…😣
源田法律事務所へ戻って改めて詳細を整理します。
真犯人の狙いは「法を貶めること」だと八神は考えます。
江原の痴漢有罪が確定した直後に流出した、判決結果と矛盾する殺人動画…
法は無能ということを主張したいように思えます。
殺人動画が本物だと仮定した場合、やはり痴漢事件が偽のアリバイということに。
しかし間宮由衣によると、電車内で痴漢の犯人の手を掴んでから追いかけている間もずっと犯人を見失うことは無かったそうです。
ハットとかもして目印がありましたからねぇ…
しかもその姿は防犯カメラにバッチリ映っています。
ある一点を除いては。
そう、八神と星野君は現場検証で防犯カメラの死角を見つけていました。
わずか一瞬ですが…
ただ現場はラッシュアワーの新宿駅。
運任せでそう都合よく入れ替わりが成功するのか…❓
しかし、それを成功させることを可能とするひとつの可能性が見えてきます。
そう、間宮由衣がこの痴漢で入れ替わりトリックの協力者だったとしたら…
替え玉と江原が入れ替わったのを確認したあとで「痴漢です❗」と声を上げれば、入れ替わりトリックは何の問題もなく成立します。
下着の繊維片についても、事前に触らせておけば問題ないでしょう。
ここで問題となるのは間宮由衣の動機。
先程も見てきた通り、間宮由衣は経済的にとても裕福な様子。
そんな彼女が犯罪に協力する理由が見当たりません。
江原との接点を探るため、間宮由衣のプロフィールを調べる星野君。
間宮由衣。
30歳。旧姓は鈴木。
東京大田区出身で、小中は公立。高校は私立黒河学園…
そこで八神はピンときます。
黒河学園…どこかで聞いた学校名です。
あれはそう…御子柴の現場の冷やかしにきていた男性3人組。
彼らも確か黒河学園出身だったはず。
さらにはその制服にも見覚えが…澤先生の机にあった写真に写っていました。
まさか彼女も黒河学園の卒業生…❓
細い糸ではありますが、うっすら繋がりが見えてきた気がします。
ここをさらに掘り下げていきましょう❗
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