こんにちは、らふぃです。
日曜日はお休みなので、隣町の様似町にあるアポイ岳ジオパークビジターセンターへ。
こちらは2013年に開館した施設で、主に様似町の地形・地質、自然、歴史・文化・産業についての展示が豊富です。アポイ岳の登山口近くなので、登山客の訪問も多いようです。
様似町は全域が世界ジオパークに認定されていて、町内では地質学的に貴重なものを沢山見ることができるのです。
※ジオパーク:ヨーロッパで誕生した地質遺産などの保全と活用を図るプログラムのこと。
アポイ岳ジオパークビジターセンター

アポイ岳ジオパークビジターセンターへは車で30分ほど。
学生の頃は春の登山合宿でアポイ岳に登っていたので、毎年来ていましたが、今回は2-3年振りの訪問でした。

こちらがビジターセンター入り口。アポイちゃんとカンランくんの顔ハメパネルがお出迎え。
入って左手には”地球の鼓動を感じるまち【地球科学ゾーン】”があります。
アポイ岳を形作っているかんらん岩について学ぶことができます。
さすがにコロナ禍とあって、体験できるものが撤去されていたのは残念でした(T_T)
本来は地質学の内容を分かりやすく解説してくれるスポットですよ。
続いて入り口右手にあるのが”自然と人々の関わり【自然・歴史・産業ゾーン】”です。
こちらはジオと自然・産業の関わりが解説されています。
アポイ岳の高山植物を本物そっくりに並べたジオラマが見ものです。
様似町の特色や歴史についても知ることができますよ。
また、館内ではアポイ岳の登山情報や携帯トイレなどの登山グッズも提供されています。
特にアポイ岳に登山される方は予めこちらで情報を仕入れておきましょう!
やはり北海道ですから、登山道でヒグマ🐻を見かけることもあるのです。
どの場所でいつ目撃されたか知ることは、登山中のより正確な判断に繋がりますからね。
アポイ岳にはお花畑と呼ばれる場所もあるので、「森のくまさん」みたいなことになったら本当に洒落になりません^^;
また、ジオパークグッズ売り場では面白そうなものを見つけました!

はい、ダニグッズです笑
ダニの噛み付いて離さない習性から、「夢や目標を掴んで離さない」お守りだそうです。
ダニネックレスの飾りにはダニを樹脂で固めたものがついています。
造形だろうと思ってよく読んだら、どうやらアポイ岳周辺で採取された本物だそうで…^^;
気になる方はお土産にどうぞ!
周辺を散策
ビジターセンター周辺にはキャンプ場、温泉施設、遊び場などがあります。
そばにはポンサヌシベツ川が流れているので、涼むのにも良さそう。
ちなみに、私らふぃは5-6年前にここの川でニホンザリガニを見つけました!

こういう日本らしい自然が残っている場所で過ごせるのは幸せですね(*^_^*)
遊び場もアスレチックが充実しています。子供は飽きないでしょうねー。


私もスキーで膝を怪我してから登山をお休みしていましたが、アポイ岳の懐かしい空気に触れると、また登山したいなと思います。来年の再開に向けて、まずは登山靴を買わないと。
エンルム岬へ
アポイ岳ジオパークビジターセンターを後にして、ジオサイトのひとつであるエンルム岬へ。

江戸時代には豊富な漁業資源を目当てに北前船との交流が盛んに行われていたため、このあたりは北海道でも特に発展していて、会所もあったようです。
アポイ岳~ピンネシリと様似の街並み、遠くは日高山脈や襟裳岬を一望することができるので、天気が良かったこの日は寄り道をしてみました。

展望台へは木でできた遊歩道を登ります。
それなりに勾配がキツく、間隔が狭いので疲れます。訪れる際はご注意を。
登りきるとジオパークを一望できる大パノラマを楽しむことができます。



ビジターセンターで知ったのですが、岬の裏側ではマグマが冷えて固まった「節理」と呼ばれるものが見られるそうで、時期になると昆布の天日干しと一緒に撮影できるとか。
今度はそのタイミングで訪れてみたいですね(*^_^*)
いかがだったでしょうか。本日は様似町のアポイ岳ジオパークをご紹介しました。
浦河に寄ったついでに…はなかなか難しいかもしれませんが、えりも町に行く際にはぜひ立ち寄ってみることをオススメします!
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